メルマガ23号 ほうっておけない第8回安吾賞――人権の視点から


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●●ポルノ被害と女性・子どもの人権プロジェクト メールマガジン
                 vol.028 2014年06月18日 発行

【ポルノ被害と性暴力を考える会】
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「森美術館問題と性暴力表現」(不磨書房 2013年8月刊)に『「芸術」の驕りと女たちの沈黙』を執筆された西山千恵子さんを中心にして下記のシンポを企画されましたので、お知らせします。
今週の日曜日、新潟です!お知らせが遅れたこと、申し訳ありません。2013年冬に問題提起された「森美術館問題」―表現を通じての性暴力表現を糾弾―は、問題をさらに一般化して、様々な人によって論じられるでしょう。

西山千恵子さんからのOriginal Message—–

「ほうっておけない第8回安吾賞――人権の視点から」
【日時】2014年6月22日(日)午後1時30分~4時00分
【場所】クロスパルにいがた・5階 交流ホール1
http://www.city.niigata.lg.jp/chuo/shisetsu/manabi/kouminkan/chuo.html

【パネリスト】
・西山千恵子/青山学院大学非常勤講師
「検証:第8回安吾賞の作られ方・語られ方――それで、勇気、もらいました?」
・澁谷 知美/東京経済大学准教授
 「性犯罪経験があるかもしれないと人に思わせる『汚れたイメージの作家』を市が表彰することはなぜ問題なのか」
・牟田 和恵/大阪大学教授
 「女性を沈黙させる性暴力表現・性犯罪」
・北原みのり/ラブピースクラブ代表 テーマ未定

ほか交渉中

資料代500円 要・事前申し込み 先着50名
☆氏名、電話、所属を下記までご連絡下さい。
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連絡先:メール tomkom0115@yahoo.co.jp
    FAX・電話 025-250-5085
主催:安吾賞を考える会(仮)
協力:にいがた・文化を愛する会 にいがたジェンダーゼミ
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以下はWANの記事からの抜粋です。
http://wan.or.jp/reading/?p=13757 もご覧ください。
随時、更新されます。

会田誠氏への新潟市安吾賞授与にNo!  
芸術といえば何でも許されるのか連絡会(準)

手足を切断され、首輪を嵌められた全裸の女児・女性を描いた「犬」シリーズなどで知られる会田誠氏に対し、新潟市は第8回安吾賞を授与し、市民の税金から副賞100万円を贈りました。会田氏の作品は、性暴力を肯定し、女性の人権を侵害するものとして批判を受けています。その上、会田氏は、過去に公衆便所等に侵入し、女性の排泄行為をのぞき見ていたことをほのめかしています。実際の女性への性的加害疑惑をも自身の作家イメージ=芸風に取りこんで、便所のぞきを主題とした小説も再版しました。行政がそんな人物に賞を授与し、「偽悪」として褒め称え、市民の財源から賞金を贈呈することは適切なのでしょうか?

この授賞に疑問をもつ新潟市内外の人々が、「ほうっておけない第8回安吾賞–人権の視点から」(仮題)というシンポジウムを6月22日に新潟市で開催することになりました。多くの方のご参加をお待ちします。

会田氏の作品は、これまでにも、批判と議論の対象になってきました。残念ながら、作品の性暴力性を看過するばかりか、「芸術」「前衛」として高く評価する評論家は少なくなく、また、批判すること自体を、「表現の自由の抑圧」として反批判する「人権擁護」派の人々も存在します。私たちは、あらためて、かれらの論理のおかしさや不十分さを問い、「芸術」の名を借りた女性差別・人権侵害を根絶することをめざして情報発信していきます。
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