第4回シンポ報告書を発行


 みなさんお待たせしました。このたび、第4回「ポルノ被害と女性・子どもの人権」シンポジウム「国際的に広がる性売買被害~オーストラリア・韓国・日本の現状から~」の報告書が完成しました。

 昨年、私たちは初めて国外からシンポジストをお迎えして、国際シンポジウムを開催しました。日本におけるポルノは韓国や台湾などに大量に輸出されるとともに、アジア地域の人身売買は、日本、韓国、オーストラリアが、出発点になったり、中継点になったり、終着点になったりしています。これら環太平洋諸国は性売買において相互に結びついており、したがってそれに反対する運動も相互に協力していく必要があります。

 そうした観点から、昨年の9月、私たちは、韓国とオーストラリアから、研究者でありまた活動家でもあるキム・コ・ヨンジュさんとキャロライン・ノーマさんをお迎えして国際シンポジウムを開催しましたが、その記録が今回、報告書として出版される運びとなりました。

 当日は残念ながら台風の影響で、会場からの質問に回答する時間がなくなってしまいました。そこで、今回の報告書では、当日出された多くの質問に対する詳細の回答を報告者から書いていただき、それを特別に掲載しています。また、資料として、韓国の性売買防止法などの種々の法律も掲載しています。当日シンポに参加できなかった方も、また参加された方も、ぜひお買い求めください。

 価格は1冊1000円です。名前、住所、冊数を明記の上、メールフォームから注文をしていただくか、ファックスで注文してください(03-6304-2564)。報告書に振込用紙を同封しますので、報告書が届きしだい、なるべく速やかに同封の振込用紙にてお支払い下さい。

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