第4回 ポルノ被害と女性・子どもの人権シンポジウム
「国際的に広がる性売買被害~オーストラリア・韓国・日本の現状から~」
- 日時・時刻
- 2012年9月30日(日) 13時(受付12:00)~17時30分
- 場所
- 大妻女子大学千代田キャンパス(市ヶ谷校)150講義室
- 資料代
- 1000円
- 申し込み
- 事前申し込みの必要はございません
- パネリスト
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- オーストラリア:キャロライン・ノーマ(ロイヤル・メルボルン工科大学 講師)
- 韓国:キム・コ・ヨンジュ(亜州(アジュ)大学講師)
- 日本:大森佐和(国際基督教大学 准教授)
- 後援
- 大妻女子大学人間生活文化研究所、株式会社福祉新聞社、朝日新聞文化厚生事業団、東京都社会福祉協議会、ECPAT/ストップ子ども買春の会、全国女性シェルターネット、日本ユニセフ協会、スウェーデン大使館、NPO法人ポラリスプロジェクトジャパン
- チラシ・PDF
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「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)」は、ポルノグラフィの制作・流通等を通じて、あるいはその影響を受けて生じているさまざまな人権侵害や性暴力の問題について議論・調査・検討し、この問題を社会に広く訴えていくことを目的として活動しています。2009年に第1回シンポジウム「ポルノ被害と女性・子どもの人権」を開催し、日本で初めて「ポルノ被害」という用語を用いたシンポジウムを開催して社会に問題提起をしました。それ以来、毎年、さまざまなテーマでシンポジウムを開催しています。
今回の「第4回ポルノ被害と女性・子どもの人権」シンポジウムは、オーストラリア、韓国、日本の新進気鋭の活動家かつ研究者をお招きして開催することにしました。「国際的に広がる性売買被害」をテーマに、売買春に関して背景の異なる三ヶ国の実態を付き合わせて、相互の関連性や影響等を考えるとともに、今後私たちは国際的に何を行なっていったらいいのかを考えていきます。
韓国は、2004年に性売買に関して、性売買禁止と被害者保護の2つの法律を制定しこの問題に取り組んでいます。国内で売買春を禁止したために、国外へ進出していることが取りざたされています。オーストラリアは売買春を合法化している州が多いため、国際的な人身売買の中継地またはターミナルになっているとの指摘がなされています。日本は、売春防止法によって名目的には売春は禁止されていますが、実態は買春天国と言われています。4時間半にわたる白熱討論の展開をご期待ください。