【転送歓迎】
≪ AV出演拒否裁判の資料 ≫
AVに出演するのはもう嫌!と拒否したら、プロダクションから2460万円もの損害賠償を訴えられた民事訴訟で、訴えられた方の女性が勝訴しました。その訴訟事件に関する経過と背景をまとめた一文が掲載された雑誌、「賃金と社会保障 1月合併号」がこのほど出版されました。
なお、この裁判に関するまとまった出版物は今のところこの雑誌だけです。
この一文はPAPSの支援者の視点から書かれており、今後は法律家からの分析がどこかの雑誌から出されるだろうと思います。
賃社編集部の了解のもとに、コピー(約30p.)を実費(実費+郵送料=300円)で配布いたしますので、ご希望の方は、下記にご連絡ください。
paps@paps-jp.org
送り先の住所、希望部数を記入してお送りください。
代金は同封してある郵便振り込み用紙にてお支払いください。カンパは大歓迎です。
発行:賃社編集室、発売:旬報社「賃金と社会保障 特集AVポルノ被害 1月合併号」
「まだ可視化されていない アダルトビデオ産業の性暴力被害と若者の貧困」宮本節子
1 裁判に至る経過
2 判決の意義
(1)原告請求棄却の論理
(2)性暴力被害者裁判としての意義
3 若者がポルノ製作に巻き込まれるプロセス
4 ポルノ被害の特異性
5 AVに巻き込まれる若者の貧困
(1)若者たちの貧困
(2)被害者救済の社会的システムの貧困
資料1 本件の事実経過 弁護団
資料2 被害者の手記
資料3 AV違約金訴訟・東京地方裁判所判決文(プライバシー部分削除)
資料4 PAPS団体紹介と相談事例について
当該女性は現在20代ですが、AVに巻き込まれていったのは高校生からで、AV被害に遭う女性たちの多くは15,6才頃から兆候が始まっています。その意味では、大人の問題ではなく(大人の問題とは消費の問題として存在します、念のため)、まさに青少年の問題でもあります。また、私たちに寄せられる相談の中には、高校生、中学生も大人からの買春(俗に援助交際と言われている)に巻き込まれたりしている事案もあります。女性からの相談だけではなく、男性からの相談もあります。
多くの方々にお手に取っていただきたいと願います。
なお、雑誌本体をご希望の方は下記から入手できます。
https://twitter.com/chinshayamabuki